素質馬の復帰戦

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デイリー杯2歳Sを勝ったキャプテントゥーレ(牡2、栗東・森厩舎)は、このあとは放牧に出さずに自厩舎で調整して予定通り朝日杯FSに向かう。
「前走が本当に強い競馬でした。まだ良化の余地を十分残していますし、次も楽しみです」と徳江助手はGI制覇を見据えていた。

京都5日目の未勝利戦で2着馬に5馬身差を付けて逃げ切り勝ちを収めたノットアローン(牡2、栗東・橋口厩舎)。
次走は自己条件の黄菊賞へ回る。
「ハナを切って突き放すんだから前走は完勝と言える内容。昇級でも通用するよ」と橋口師は2連勝に手応え。
鞍上は引き続き武豊騎手が騎乗する。

函館の新馬戦で最もインパクトのある勝ち方をしたミゼリコルデ(牝2、栗東・音無厩舎)。
その後は、札幌2歳Sを目標に調整されてきたが、放牧先で軽い捻挫を発症。同レースを自重した。
栗東には10月3日に帰厩。7日には坂路で軽く乗られたが、行きっぷりが良すぎて15-15以上の時計になる誤算があったほど。
「放牧先から帰ってきて、ぶよぶよの体でも時計が出るんだ能力は相当なもの。まだ、レースまで時間があるから、そのころには丁度仕上がるでしょう」と陣営。
復帰初戦は萩Sを予定。素質馬サブジェクト(牡2、栗東・池江郎厩舎)との対戦が今から楽しみだ。