研究員・次走の狙い馬

トピックス

エイシンイチリン・中村騎手(牝3、栗東・中尾秀厩舎)
10月20日 4回京都6日目 3歳以上1000万下 芝1400m 11人気6着

前半3ハロン36.0秒という1400mでは異例のスローペースを逃げて失速した本馬。
上位を先行勢が独占したことを考えても、普通は「情けない一戦」と捉えるレースだが、よく考えて欲しい。
この馬は今回が4ヶ月ぶりの休み明け。
元々33秒台で上がれるキャラではないことを考え合わせても、今回の流れは、数字上は有利でも今回の本馬にとっては不利に働いたと見ることが可能である。
加えて、今回の上位勢はほとんどが夏から使い詰めているメンバーで、そろそろ崩れを懸念すべき状況。
叩いて上昇する本馬に、次走逆転のチャンスがある。

マイネルクラッチ・高田騎手(牡3、栗東・吉田厩舎)
10月21日 4回東京7日目 白秋S 6人気4着

前後半の3ハロンが33.5秒-35.6秒という超前傾ラップ。差し追い込み勢が上位を独占するのも納得のペースだった。
このラップを好位の前で捌いた本馬。
最後はさすがに失速したが、中間フレグモーネで一頓挫あったことを考えれば、これで評価が下がることはなく、むしろ高い能力を改めて証明した一戦だったと言っていい。
2走前には1600万通用レベルのカゼノコウテイを完封。
伸び代の多い3歳という年齢を考えても、1600万が壁になる馬ではない。
叩かれた次走はアッサリ押し切れる。