【中山GJ】メルシーエイタイム・横山義騎手「バンケットでも加速する馬」

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-:中山グランドジャンプに出走を予定しているメルシーエイタイム(牡9、栗東・武厩舎)について横山義行騎手に伺います。ここまで中山大障害で1勝、2着4回、中山グランドジャンプは2着1回と中山G1コースで素晴らしい実績を残してきているメルシーエイタイムですが、改めて馬の特徴を教えていただけますか?

横:飛びには何の不安もありませんし、レース運びが上手な馬ですね。いつも先行して、スパッとは切れませんが渋太い脚を使って伸びてくれます。バンケットでも加速していくぐらいで、中山コースの走りも本当に上手です。

-:もう中山のG1に特化しているような使い方ですよね。2007年には東京ジャンプステークスを勝っていますが、その後2008年からは中山の障害G1とその前に平地を1レース使うというペースです。

横:そうですね。2008年からほぼ年間4レースというペースで無理をして使っていないとはいえ、ここまでハードな障害G1を10回も使っているのは凄いですよ。それだけ体に負担が掛からないように、上手に飛んでいるということも言えると思います。

-:2007年の中山大障害で初めてコンビを組まれていますが、年が経つにつれて感じる変化はありますか?

横:体に柔らかさがありますし、肉体面では大きな変わりはありませんが、全盛期に比べると少し粘りが足りなくなってきたかな、という感じはあります。でもメルシーの9歳世代はキングジョイやマルカラスカルなど、近年では一番といえるくらいレベルの高い馬が揃っている世代ですし、他の世代の強い馬と比べてもまだまだやれると思います。

-:調整過程について、厩舎サイドからお話は聞いていらっしゃいますか?

横:はい。震災の影響で4月の中山開催が中止になったため一旦放牧に出すなど、普段と違う形の調整になった辺りが気にはなるようですが、馬の状態は悪くないと聞いています。

-:レース当日にこんな雰囲気だったらいいな、というイメージはありますか?

横:いつもパドックでの気合い乗りは良いですし、返し馬も良い気合いで行くので、今回もそういう感じで今までと変わらずに来てくれれば、と思います。

-:今回は7月、夏の中山グランドジャンプになりますが。

横:いやー、ただでさえ厳しいレースですけど、今回は暑さもありますから更に過酷ですよ。本当に馬にとって大変な競馬になりますけど、何とか頑張って欲しいです。

-:最後にファンへ向けてメッセージをお願いします。

横:中山グランドジャンプは面白いレースなので、今まで障害を見たことのない方にも競馬場へ足を運んでいただいて、馬が障害を飛ぶところを見てもらいたいですね。障害を近くで見られるところもありますし、これをキッカケに障害に興味を持ってもらえると嬉しいです。暑いですけど、是非、中山競馬場まで見に来てください。

-:ありがとうございました。