専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
ここまで待った中山巧者
2016/2/26(金)
どうも!美浦の古川です。
今週より2回中山がスタート!この開催を待ち望んでいた中山巧者が多くスタンバイしており、土曜「穴ズバッ」でお伝えするのもその一頭。
中山12R・4歳上1000万下の⑬タケルラグーンは約半年ぶりの前走で快勝。22キロ増の馬体重が嫌気され6番人気と低評価だったが、陣営は「増えた体は成長分だったし、以前よりパワーアップしていたからね。それに500万ならイキナリでも勝負になると思っていた」と久々でも色気を持っていた。
今回の昇級戦も「今回も少し間隔があいたが、実績のある中山まで待った形。前走の走破時計と勝ちっぷりから、ここでも期待したい」と厩舎サイドは色気タップリ。乗り替わりも内田博幸騎手なら問題なく、持ち前の剛脚が活きる展開になればここでも勝ち負けになって不思議ではない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。