専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
昇級初戦から狙えるこの馬!
2016/3/5(土)
どうも!美浦の古川です。
先週日曜の当欄でオススメした新馬ヒカリトップメモリが快勝した池上昌弘厩舎が「今週はこの馬に期待」と言っている日曜中山9R・潮来特別の⑦サブライムカイザーを「穴ズバッ」として取り上げる。
新馬勝ちから前走で挙げた2勝目まで11戦も要したが、厩舎では「勝ち味に遅い馬だけど、スムーズな競馬ができれば前走ぐらいやれる馬」と評価は高く「自在性があるのが強みだし、相手なりに走るタイプ。前走の勢いのまま昇級初戦のココでも」とイキナリから期待を寄せている。
久々を使った効果もあって、この中間の稽古は動きに迫力があり、状態はグンと上がっている。再び戸崎圭太騎手が手綱を取るのも心強く、スムーズな競馬なら1000万でも好勝負になろう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。