専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
ファルコンSはこの穴馬を狙う!
2016/3/18(金)
どうも!美浦の古川です。
今週は3日間競馬で、中山開催は日曜・月曜となる。ということで、土曜の「穴ズバッ」では中京11RのファルコンS(G3)を取り上げる。中京芝1400mという条件で、スピード自慢の3歳馬が集結する重賞競走だが、ここは⑦モンスターキングを狙ってみたい。
新馬戦②着の後は未勝利、500万と連勝しており、連対率は100%。しかし、デビューからの3戦は全て東京ダートのマイル戦とあって、今回は「初芝・初コース・初距離・初重賞」という初物づくし。
それでも陣営は「以前から芝を使ってみたかったし、ここへ来て脚元もパンとしてきたからね。手前の関係から左回りは合うし、相手は強化されるけど密かに期待している」と一発ムードを漂わせる。また鞍上も「フットワーク的に芝はこなせそう」と色気を持っての中京遠征で、たとえ人気薄でも狙う価値はある。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。