専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
今度こそ突き抜ける!
2016/3/25(金)
どうも!美浦の古川です。
今週、2回中京最終週には高松宮記念(G1)が行われ、スピード自慢のスプリンターが集まる。スピード自慢と言っても今の中京は馬場が荒れており、単なる快速馬では勝ち負けする事はできないだろう。私が推す高松宮記念の本命馬・・・G1前夜の「メガ盛り新聞」でお伝えするので、「穴ズバッ」は必ずご覧あれ!
さて、土曜「穴ズバッ」で取り上げるのは、開催最終週に出走する中京12R・刈谷特別の⑨モンテエベレスト。脚質に幅があり、コース・距離を問わず堅実な走りをするタイプ。前走は直線で挟まれる不利がありながらも、メンバー最速の上がりで急伸し0秒2差の④着まで詰め寄った。陣営は「アレ(不利)がなければ突き抜けていた」と悔しがるほどで、再度中京コースで巻き返しを図っている。
今回は蛯名正義騎手から丸田恭介騎手に手が替わるが、テン乗りの丸田は坂路での最終追い切りに跨がり好感触を得た様子。ロスなく上手く回って来られれば、今度こそ突き抜けるだろう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。