専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
この馬で大記録達成を!
2016/4/2(土)
どうも!美浦の古川です。
JRA通算1700勝まであと一つとなっているカツハル(田中勝春騎手)。今年スタート時は記録まで5勝だったので直ぐに達成すると思っていたが、正月競馬の中山で勝つ事ができず牛歩状態。そしてようやくリーチとなり、個人的には今週日曜のこの馬で大記録達成を期待している。
中山7R・4歳上500万下の②ディマンズはデビューからカツハルが跨がっており、手の内を知るお手馬。昇級初戦の前走は5ヶ月ぶりとあって、好位につけるも息が保たず⑦着惨敗したが、レース内容は決して悪くなかった。
この中間はひと叩きした事で体が引き締まり、動きも気配もグンと良くなっている様子。陣営は「前走では負けたけど、500万でも通用する力は持っている。2戦前のような番手から抜け出すような競馬ができれば勝負になっていい」と変わり身に期待している。今回は9頭立てとあってレース運びがラクになりそうで、思い通りの競馬ができれば一発があっても驚けない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。