専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
今週の福島は注目の的!?
2016/4/7(木)
どうも!美浦の古川です。
今週からスタートするG1シリーズ。その第一弾桜花賞(G1)が行われるが、阪神競馬場の桜は先週がちょうど見頃だったようで、今週末まで保ってくれるか微妙。それでも桜吹雪の中での桜花賞が見られそうで、どの馬が牝馬クラシック1冠を獲るのか注目である。ちなみにG1恒例のメガ盛り新聞では私の桜花賞予想を公開するのでお楽しみに!
さて、今週は桜花賞ウィークだが、その裏で開催される1回福島が一部のトラックマン連中の間で注目の的となっている。それは関西から岩田康誠騎手、関東から田中勝春騎手が福島に遠征に行くからで、このベテラン二人は固め打ちを狙っているに違いない。特に(田中)カツハルはJRA通算1700勝にリーチが掛かってから足踏み状態だから、何としても今週は1勝したいところだろう。(土曜は中山での騎乗で4Rジョニーハンサムで勝ちそう)
また、そのベテランジョッキーに混じって、今話題の藤田菜七子騎手も福島遠征となり、JRA初勝利を目指す。先週土曜の中山5Rではハナ差②着とあと一歩のところで勝ちを逃しただけに、今週は相当に力が入っている事だろう。今週の福島開幕週の競馬場はマスコミと競馬ファンで溢れかえる事は間違いなく、ハルフク開幕週は記録的な入場者数となりそうだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。