専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
得意の舞台で久々の勝利!
2016/4/30(土)
どうも!美浦の古川です。
今週開幕した1回新潟開催。東西の中央開催より手薄のメンバーとなる新潟開催を狙ってくる陣営も多く、手塚貴久調教師もその一人。日曜新潟には4頭の管理馬を出走させる手塚厩舎だが「どれも勝ち負けになる」と、週中のトレセン取材で自信満々に応えていた手塚師。 その中でも新潟11R・谷川岳Sのヤングマンパワー(牡4、美浦・手塚厩舎)にはかなり力が入っている様子だ。新馬勝ちに加え、3戦目で重賞制覇という実績から厩舎では期待しており、復帰した近2走でも大きくは負けていない。休養明け3戦目となる今回は昨年の関屋記念で③着した新潟マイル戦と好条件。 手塚師は「この中間は前走で好走した反動もなく、いい状態。この条件は合っていると思うし、馬体をキープしていれば力を出せるはず」と期待を寄せている。また鞍上が井上敏樹騎手になる点を聞くと「(井上敏に)1勝をプレゼントするよ」と余裕綽々で、実力を発揮できればアーリントンC以来、久々の勝利が見えてくる。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。