専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
この条件でガラリ一変!
2016/6/3(金)
どうも!美浦の古川です。
今週の安田記念(G1)には国内外のマイルG1で連勝中のモーリス(牡5、美浦・堀厩舎)が登場。香港遠征から帰国後は東京競馬場で調整されており、万全の態勢で出走できるかがカギ。厩舎関係者の話だとその点は問題なさそうで、ここでも主役になりそうである。私の安田記念の見解はG1前夜の「メガ盛り新聞」で公開するのでお楽しみに。 さて土曜の「穴ズバッ」でオススメするのは、東京3R・3歳未勝利の⑪ヒロインボーイ(牡3、美浦・堀井厩舎)。前走は多少引っ掛かったこともあって⑥着と破れたが、渋太い粘りは見せており、「距離短縮」「ダート替わり」「乗り替わり」となる今回は狙い時である。 前走は連闘だったため、この中間は間隔を取って調整され、状態はグンと良くなっているようだ。陣営は「近走は前々で競馬ができているので、ダートの方が良さそう。1400mの流れの方が合うだろうし、気分良く運べれば楽しみはある」と変わり身を期待している。また久々に騎乗する吉田隼人騎手も稽古(ダートコース)に跨がって砂適性を感じ取った様子で、この条件ならガラリ一変がありそうだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。