専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
この穴馬で暑さを吹き飛ばす!
2016/6/18(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜の東京競馬場は夏を思わせるような蒸し暑さで、早くもバテ気味。まあ2週間後には福島開催も始まる時期だから、この暑さも仕方ない…。「穴ズバッ」をビシッと決めて暑さを吹き飛ばすぞ!
と言うことで、日曜は東京3R・3歳未勝利の②クラウングレイス(牝3、美浦・高木登厩舎)を狙う。デビューから3戦とも掲示板を外しており、特に前走は16頭立てのしんがり負けでタイムオーバー。これではとても狙いづらいだろうが、この中間の動きがガラリ一変して狙い時だ。
この中間は毎週併せ馬で追われ、今週の坂路でも格上の併走馬を脚色で上回り、時計も優秀。厩舎では「デビューしてから一番のデキ。前走のダートは行きっぷりが悪く競馬にならなかったけれど、芝に替われば勝負になっていい」と大きな変わり身を期待している。
田辺裕信騎手は今回テン乗りとなるが、そこは安田記念で人気薄のロゴタイプを勝利に導いたジョッキー。稽古の良さをレースで活かせれば大変身も十分にあり得る。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。