専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
狙うは東京最終週で勝負を賭ける馬!
2016/6/24(金)
どうも!美浦の古川です。
早いもので今週は東京最終週。出走馬の中には東京コース巧者がおり「ここで結果を出したい」という陣営も多く、そのように勝負掛かった馬を狙うのが得策。土曜「穴ズバッ」でオススメするのもこの条件で未勝利を脱出したい一頭である。
東京2R・3歳未勝利に出走する⑦グラスセイヴァー(牡3、美浦・尾形厩舎)の前走は6ヶ月ぶりとあって26キロ増の馬体重。果敢に先行したがさすがに最後は失速して⑦着。しかし、2走前には今回と同じ東京ダ1600mで0秒2差②着しており、その当時の③④⑥着馬がすでにクラスを勝ち上がっている事からも、いつ順番が来てもおかしくない馬だ。
久々を叩かれてこの中間は馬体も引き締まり、動きも力強くなっている様子。陣営は「前走は太かった分、息切れしたけれど、今回は息保ちが違うはず。ここでは力上位だと思うので、何とかしたい」と大きな巻き返しを図っており、今回は是非とも頭で狙ってみたい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。