専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
松岡の連勝を期待する!
2016/6/25(土)
どうも!美浦の古川です。
週中の当欄「四方山話」でも取り上げた松岡正海騎手期待の新馬アンノートル(土曜東京5R)がデビュー戦で快勝。レース後のコメントで「この馬でダービーを目指す」とリップサービスが飛び出すほどこの馬には期待しているようだ。そして日曜東京5R・新馬でデビューするウインブライトも期待の一頭で、土日の新馬連勝も決して夢ではない。
さて、日曜「穴ズバッ」はその新馬戦ではなく、東京4R・3歳未勝利の⑨アイスコールド(牝3、美浦・手塚厩舎)を取り上げる。今回はリフレッシュ放牧明けで4ヶ月ぶりの競馬だが、入念に乗り込まれて態勢は万全。厩舎は「立ち直ってくるまで時間が掛かったけど、良い感じに仕上がっている。未勝利では力上位だし、距離短縮もプラス。渋った馬場も得意だし、実績のある東京で何とかしたい」と力が入っている。
2走前に②着した時が3ヶ月ぶりだったことから、久々でも力を出せるタイプと言え、ここもイキナリから狙えそう。あとは最近好調の松岡の手綱捌きに期待し、この東京4Rと新馬の東京5Rは単勝で狙い撃ちたい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。