専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
1000万では力が違う!
2016/7/1(金)
どうも!美浦の古川です。
今週から夏の福島開催がスタートし、例年のごとく現地には前日入り。金曜の福島は日中32度もあったらしく、駅に着くと夜でも蒸し暑い。土日の天気予報は傘マークがついていながらも30度を超える真夏日のようで、今年の福島遠征も夏バテに気をつけなければと思っている。
さて、福島初日の「穴ズバッ」は土曜福島10R・猪苗代特別の④アルタイル(牡4、美浦・手塚厩舎)を取り上げる。ここ3戦は押せ押せで使っていたため前走後は厩舎に置いて間隔を取ったが、それが功を奏して好調時のデキに回復。厩舎は「なかなか結果が出なかったこともあり無理使いしていた分、疲れが出てしまったけど、今は全く心配ない。前走はリズムが悪かったけど、降級した今回、流れに乗ってくれれば接戦に持ち込めるはず」と変わり身に期待している。
3歳時はオープンで勝ち負けしており、ユニコーンSでは後に交流重賞を制すノンコノユメ(ジャパンダートダービー)とノボバカラ(かきつばた記念)の③着と1000万クラスでは力が違う。さらに宝塚記念をマリアライトで制した蛯名正義騎手に手が戻るのも歓迎で、良い頃の状態に戻ったとなればアッサリ勝っても不思議ではない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。