専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
久々でもココは力が違う!
2016/7/9(土)
どうも!美浦の古川です。
西日本では激しい雨となっているようだが、土曜の福島競馬場は午前中まで雨が降っていたが馬場は芝ダートとも稍重止まり。日曜は天気予報でも晴れマークが出ており、絶好の競馬日和となりそうだ。
さて、日曜の「穴ズバッ」は福島8R・3歳上500万下の⑤レザンドゥオール(牡4、美浦・武藤善厩舎)を狙う。骨折で11ヶ月振りとなるが、1ヶ月に渡って乗り込まれ好仕上がり。今週のウッドコースでの併せ馬ではゴール前で迫力満点の追い上げを見せ、跨がった横山典弘騎手も納得の表情。また厩舎でも「ブランクは長いけれど、あの辛口(横山典)が褒めてくれるほど良いデキに仕上がった。500万では地力は上だし、ココは久々でも期待したい」とイキナリからの構え。
2走前にこのクラスで3馬身差の圧勝しているが、当時の②着馬が現在1000万クラスという事からも、レザンドゥオールの力量が計り知れる。元々は先行力のある馬で小回りの福島は問題なく、降級の今回は普通に回って来られれば押し切り濃厚であろう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。