専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
一変する条件が揃った!
2016/7/22(金)
どうも!美浦の古川です。
近走着順、ジョッキー、所属厩舎などにより人気にならない馬の中には、中間の動きが良くなったり、得意の条件に替わって一変しそうな穴馬がいる。そういう馬を見つけ出すことが高配当的中へ繋がる。
土曜の「穴ズバッ」で取り上げる福島12R・3歳上500万下の⑧キチロクステージ(牡3、美浦・二本柳厩舎)は正にそれである。
昇級初戦の前走は、後方追走のまま良いところがなく惨敗しており、今回も紙上の印はスッコ抜け。しかし、デビュー戦(福島)では③着と好走し、後にニュージーランドT②着となるストーミーシーとはクビ差の接戦を演じている。さらに2走前の初ダートで未勝利を脱出しており砂適性も十分で、福島ダ1150mの条件は一変可能な舞台と言える。
陣営も「放牧明けになるが仕上がりは良い。得意の右回りだし、福島コースも合っている」と大きな変わり身に期待している。鞍上が二本柳壮騎手ということも人気の盲点となっているが、この馬の乗り方はすでに手の内に入れており、最終追い切りに跨がってデキの良さを感じ取っている様子。
元々は先行力のある馬だけに、上手くスピードに乗れれば一発があっても驚けない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。