専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
得意の新潟ならチャンス十分!
2016/8/6(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜の当欄で取り上げた新馬のアウトライアーズ(土曜新潟5R)は大外強襲も僅かに届かず②着。4番人気と世間の評価は高くなかったが、メンバー最速の上がり(32秒9)からも分かるように直ぐに勝つチャンスが来そう。次走は人気になってしまうと思うが、是非とも注目してほしい。
さて、日曜の「穴ズバッ」を始めるとしよう。使われながら調子を取り戻している新潟7R・3歳上500万下⑤コパノビジン(牝3、美浦・手塚厩舎)が今回狙い目だ。
今春復帰すると⑤⑤⑦⑤⑤着という成績で、古馬との混合戦でも走りは堅実。今回は1勝②着1回と相性の良い新潟コースで、厩舎は「切れる脚はないが大崩れはなく、平坦コースは合っている。具合はここへ来てグングン良くなっているし、能力的にもまだまだ伸びしろがある馬。ここは楽しみだね」と期待を寄せている。
減量の木幡巧也騎手も3度の騎乗ならソロソロやってくれそうで、牝馬同士ならばチャンス十分だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。