専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
札幌遠征の蛯名でもう一丁!
2016/8/20(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜「穴ズバッ」でオススメした新潟4Rブライトンロック(牡2、美浦・田中清厩舎)は、2馬身半差の圧勝でデビュー戦を飾った。鞍上の蛯名正義騎手も期待している素質馬で、この勝利でジョッキーも気分を良くして日曜は札幌に遠征する。
そこで日曜の「穴ズバッ」は、蛯名の騎乗馬をもう一丁狙う。札幌8R・3歳上500万下に出走する⑨スマイルミーティア(牝4、美浦・池上弘厩舎)は、前走の函館戦が約3ヶ月ぶりのレースで勝ち馬に0秒2差の⑥着。直線で前が壁になって追えなかったことを考えれば上々の内容で、ひと叩きされた今回は狙い目。
厩舎は「現地のスタッフによると一度使って反応が良くなっている様子。長く良い脚を使えるタイプだし、引っ掛かる馬ではないので2000mの距離も心配ない。再度牝馬同士で、このクラスなら能力的に引けを取らない」と期待を寄せている。
現級勝ちのある馬で、蛯名も一度跨がった経験があるのは何より。近走着順が嫌われ人気を落とすようなら、馬券的妙味は膨らむ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。