専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
新馬を単勝で狙い撃つ!
2016/9/10(土)
どうも!美浦の古川です。
今週から地元の中山開催。自宅から中山競馬場まで車で10分もかからないとあって、体力的にも気分的にもラクである。しかし、競馬の方はラクをせず、シッカリと取材した穴馬を分析して「穴ズバッ」で取り上げていくのでご期待あれ!
さて、日曜は中山6R・2歳新馬⑥ビレッジマウンテン(牡2、美浦・土田厩舎)を狙う。毎週トレセンで取材を気持ちよく受けていただいている土田稔調教師。今週もいつものように出走馬の話を聞くと「久々にデビュー勝ちが期待できる2歳馬が居る」との事で、それがこの馬だ。
入厩後は1ヶ月以上にわたって乗り込まれ、ここ2週の古馬との併せ馬でも必死に食い下がり、勝負根性のあるところを示している。土田師も「ダート向きのパワータイプで、前向きなのがイイ。能力を秘めていると思うし、稽古通りなら初戦から楽しみ」と期待十分。
大変失礼ながら土田厩舎の2歳新馬勝ちを調べてみると2014年11月(グローリアスヴォレ)以来誕生していなく、久々の期待馬の登場に厩舎も盛り上がっている様子。鞍上が蛯名正義騎手というのも心強く、ここは応援も含めて単勝で狙い撃つ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。