専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
長期休養明けを勝利で飾る!
2016/9/24(土)
どうも!美浦の古川です。
9月は雨の日が多く、土曜中山も雨模様で、馬場状態は芝稍重、ダート重。日曜の天気はソコソコ良さそうだが、馬場が急回復するのは難しそう・・・。
さて日曜「穴ズバッ」だが、中山12R・3歳上500万下の⑯クラシコ(牡4、美浦・堀厩舎)を狙う。初ダートの前走で現オープンのミツバを負かし、砂適性を披露。しかしその後は骨折により1年以上の長期休養を余儀なくされ、今回は復帰戦となる。
帰厩後は1ヶ月に渡って乗り込まれ、1週前には1600万の僚馬に0秒6先着とブランクを感じさせない動き。そして、今週も馬なりながら力強い伸びを見せており、陣営は「体は大分増えているが成長分もあるし、デキは悪くない。前走でダート適性も感じられたし、このクラスでは力が違うと思う」と緒戦から期待を寄せている。
「穴ズバッ」読者は馬場状態を気にしているだろうが、同馬は芝で走っていただけにむしろ軽い馬場は歓迎のクチ。東上する福永祐一騎手が手綱を取るのも心強く、普通に回って来られれば長期休養明けを勝利で飾れる公算大。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。