専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
祝日競馬はこの穴馬で一発狙う
2016/10/9(日)
どうも!美浦の古川です。
日曜「穴ズバッ」で取り上げたラミアカーサはゴール前キッチリと差し切っての勝利。脚抜きの良い馬場で先行馬有利ではあったが、鞍上の藤田菜七子騎手が測ったかのようにハナ差交わした。それにしても単勝4番人気(7.0倍)は余りにも低評価で、馬券としては本当においしかった。
さて、月曜祝日競馬の「穴ズバッ」は藤田と同期の木幡巧也騎手が手綱を取る東京6R・3歳上500万下の⑭サノノカガヤキ(牡3、美浦・尾形和厩舎)を狙う。木幡巧が初めて騎乗した前走は上位の馬の決め手が勝ったが、最後まで渋太い伸びを見せており、減量騎手の効果が出た感じ。陣営は「右回りだと手前を替えないんだけど、それでも崩れないのは力がある証拠だね」と高評価を与えており、左回りの東京で巻き返す態勢だ。
この中間は調子が上向いており、鞍上も2度目なら前進必至。外枠からスッと好位につけられれば上位争い濃厚だろう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。