専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
今後の活躍が期待できる3歳馬
2016/10/28(金)
どうも!美浦の古川です。
先週の菊花賞はサトノダイヤモンドが制して3歳馬のクラシック戦線は終了。これからは古馬との戦いとなり、大舞台での活躍が楽しみである。
さて、土曜の「穴ズバッ」はクラシック出走は叶わなかったが、これからの活躍が期待できる3歳馬を取り上げる。東京8R・3歳上500万下の①イマジンザット(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)は前走の弥生賞ではあまりのハイレベルで⑦着だったが、2走前には秋華賞②着パールコードや神戸新聞杯②着ミッキーロケットなど、骨っぽい相手と対戦してきた実績がある。
その後は骨折により休養となり、今回は8ヶ月ぶりの実戦。それでも乗り込み量は豊富で、ウッドコースでの最終追いでは併走馬に大きく先着と態勢は整っている様子。陣営は「体は大きく増えているが、これは成長分。本当に良くなるのはまだ先だが、このクラスなら地力で何とかなる」とイキナリからの構え。
乗り替わりもMデムーロ騎手なら心配なく、今回だけではなく先々まで注目したい馬だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。