専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
開幕週のココが狙い目!
2016/11/4(金)
どうも!美浦の古川です。
今週はG1も小休止となり、いわゆる「G1の谷間」。新聞紙上の競馬欄が賑やかでないこういう時こそ穴馬が激走するにもってこいの環境と言える。特に今週より開幕する福島開催には“平坦小回りコース”を待っていた馬が挙って出走し、前走から一変する事がよくある。
土曜「穴ズバッ」で取り上げる福島12R・西郷特別の⑩アイスコールド(牝3・手塚厩舎)も開幕週のココが狙い目だ。前走の東京戦は⑤着だったが、道中の不利や休み明けの昇級戦だったことを考えれば上々と言える。
叩き2戦目の今回は2走前に未勝利勝ちした福島コースと条件は好転。厩舎も「前走は相手が強かったし、瞬発力勝負では分が悪かった。その後はここまで待機。クラス慣れが見込める今回は期待したい」と変わり身を目論んでいる。力量的には500万でも遜色なく、ここは勝ち負け十分だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。