専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
そろそろエンジンが掛かる!
2017/1/21(土)
どうも!美浦の古川です。
心配された積雪もなく、各場とも通常通りの開催は何より。ただ朝の冷え込みは厳しく気温は氷点下。風邪を引かないように気をつけなければ・・・。
さて、昨年のリーディングの戸崎圭太騎手は今ひとつエンジンが掛からず先週終了段階で2勝とさみしい成績。本人もそろそろ何とかしたいと思っている様子で、日曜中山は勝ち星を量産できそうなラインナップだ。その中で狙って面白いのが中山9R・東雲賞の⑨サンクロワ(牡4、美浦・斎藤誠厩舎)。
キャリア4戦だが安定した走りを見せ、前走は大接戦のゴール前を制して快勝。陣営は「掛かるところがあるので、流れるマイル戦にしたのが正解。着差以上に強いないようだった」と満足げで、昇級初戦も再度同じ舞台に出走。「先週(5日)の出走も考えたが無理をせずにここまで調整。今のデキならここでも楽しみ」と陣営は色気タップリ。戸崎との相性は良く、昇級戦でも決して侮れない一頭だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。