専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
今週も初出走馬を狙い撃つ!
2017/3/24(金)
どうも!美浦の古川です。
先週、初出走にもかかわらず経験馬相手に勝利したグローリーハンター(牡3、美浦・田村厩舎)(日曜中山5R・3番人気)に続いて、土曜「穴ズバッ」でも初出走馬を取り上げる。
中山4R・3歳未勝利の③ジャポニウム(牝3、美浦・高橋文厩舎)は紙上の印がスッコ抜けの穴馬だが、稽古ではなかなかの動きを見せ大駆けムードを漂わせる。速い時計は出していないものの乗り込み量は豊富で、坂路での最終追い切りでは古馬500万と併せて0秒2先着し、跨がった松岡正海騎手も好感触を得た様子。また厩舎は「スタートは水準だし、タメる競馬が良さそう。なかなか良いものを持っており、初戦から楽しみはある」と色気を見せている。
昨年の新潟記念を勝った半兄アデイインザライフはデビュー時から期待され、新馬勝ちから皐月賞へ駒を進めた馬。イキナリから好走する下地はあるだけに、初戦から狙ってみたい素質馬だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。