専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【東京8R】芝替わりで一発アリ!
2017/4/22(土)
どうも!美浦の古川です。
開幕した春の東京開催。青々とした広い芝コースを見ると”今年も春のG1シリーズが始まるんだな”と実感する。「穴ズバッ」ではG1の資金作りとなるような穴馬を取り上げていきたいと思うので、これからもどうぞよろしく!
さて開幕週の今週はG1レースはないが、日曜は馬券に絡めば高配当必至という超穴馬を取り上げる。東京8R・4歳上500万下に出走する⑩アオイソラ(牡4、美浦・高橋文厩舎)だが、昇級後は3戦とも掲示板を外し、1秒以上も負けているため、紙上の印はスッコ抜け。さらに久々の芝のレースに出走と聞けば手を出しにくいだろう。
しかし、この中間休ませたことで動きが良くなり、ガラリと変わってきているようだ。今週の坂路でも終いはなかなかの伸びで、陣営は「冬場は馬が堅くなっていたけど、暖かくなって動きが断然変わってきた」と放牧明けでも走れる態勢。さらに久々の芝のレースになるが「以前芝を使った時はトモがシッカリしていなかったけど、なかなかの内容だった。脚元もパンとしてきた現状ならもっとやれて良い」と変わり身を期待している。
厩舎のトーンの高さを考えると狙ってみたい一頭で、芝替わりでの一発に期待したい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。