専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
カツハルで今度こそ差しが決まる!
2017/7/14(金)
どうも!美浦の古川です。
「四方山話」でもお伝えしたようにゴルフはプロ並みに上手い田中勝春騎手。是非とも今週の競馬でもプロの騎乗を見せて欲しいところ。土曜の「穴ズバッ」で取り上げる福島8R・3歳上500万下の⑭ヤマイチジャスティ(牝4、美浦・高市厩舎)には初騎乗になるが、末脚が鋭いタイプだけにカツハルにはピッタリと言える。
前走は降級戦ながら、ゲート内で暴れてスタートで後手を踏む不利。久々も影響してか直線でも伸びず⑦着。近走はいいところがないが、3歳500万を勝ち上がった時は後続を5馬身も突き放しており、その後はユニコーンSにも出走させたように陣営の期待は大きい馬。
この中間はひと叩きしたことで動きが一変しており、1週前に手綱を取ったカツハルも手応えを掴んでいる様子。また陣営も「スタートが速い馬ではないから距離延長はプラス。降級2戦目だし、小回りコースに上手く対応できればチャンスはある」と変わり身を期待している。外枠なら例え出遅れても包まれることはないし、パサパサのダートでやれればこの馬の差しが決まるはずだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。