専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
転厩初戦のこの穴馬で有終の美を!
2017/7/22(土)
どうも!美浦の古川です。
早いもので日曜は福島最終日。的中して有終の美を飾るべく選んだのが最終レースの福島12R・3歳上500万下。
ここに出走する降級馬は1頭で、レベルとしてはそんなに高くないメンバー構成。となれば中央再入厩の⑪アリエルバローズ(牡4、美浦・尾形和厩舎)でも十分に足りるはず。兄姉馬の活躍からデビュー前から陣営に期待されていたが、未勝利を勝ち上がれず、昨秋⑩着後に地方競馬へ移籍。するとレベルの高い南関東の大井で3連勝を達成し、力をつけて今回再び中央へ戻ってきた。
久々の芝になるが、小倉芝1200mで勝ち馬と差のない競馬をしており、陣営は「ピッチ走法で福島芝コースが合いそう」と適性を感じている。今週の稽古でも併走馬に先着し、久々でも動ける状態をアピール。紙上の印は回っていないが、狙うなら転厩初戦の今回。是非ともこの穴馬で夏の福島の有終の美を飾りたい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。