専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
勝負気配漂う尾関厩舎からデキ一変の穴馬!
2017/8/11(金)
どうも!美浦の古川です。
木曜更新の「四方山話」でも申し上げたように、今週は土日あわせて7頭を新潟に送り込む尾関知人厩舎。有力馬にリーディング上位のジョッキーを配して勝負気配が漂う。
土曜「穴ズバッ」では、新潟開催に狙いを定めてキッチリ仕上げてきた馬を狙う。新潟10R・三面川特別の⑤ブルックデイル(牝5、美浦・尾関厩舎)は、1000万に昇級してから⑧③⑤着とひと息の競馬が続いているが、今回は4カ月の休養で疲労回復。追い切りでは併走馬を1秒ほど追走し、抑えきれない手応えでアオッてきた。陣営は「休養前より動きに切れが出てきた。これなら休み明けでもいい競馬になるよ」と期待を寄せている。
降級馬が3頭、オープンや重賞で好走実績を持つ馬もいるメンバー構成だが、この馬も現級で差のない競馬はできている。近親にブエナビスタ、ダービーフィズなど重賞勝ち馬が並ぶ良血で、潜在能力の高さは引けを取らない。新潟コースも3戦して2着2回と得意にしており、ここは一発がありそうだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。