専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
日曜も"手塚祭り"は続く!
2017/8/26(土)
どうも!美浦の古川です。
木曜日更新の「四方山話」でも取り上げた、土曜新潟1Rに出走したスターフィールド(牡2、美浦・手塚厩舎)は情報通りに2馬身半差の圧勝。土曜「穴ズバッ」で推奨した新潟メインのアルタイル(牡5、美浦・手塚厩舎)も馬券圏内に入ったが、日曜も新潟2歳S(G3)のムスコローソ(牡2、美浦・手塚厩舎)を含め、勝ち負けになる馬が揃っており、日曜も“手塚祭り”は続くとみる。
そこで日曜「穴ズバッ」で取り上げるのは新潟6R・3歳上500万下に出走する⑬レッドマジュール(牝5、美浦・手塚厩舎)。昨秋ぐらいから結果を出せず掲示板を外し続けていたが、その間も大きく崩れることは少なく安定した差し脚を示してきた。そして、前走の新潟戦ではメンバー最速タイの上がりを見せ首差の②着と一変し、陣営は「速い時計にも対応できたし、距離を伸ばしたのが良い方に出た」と満足げ。
この中間も元気一杯で、今週のウッドコースでは併走した格上馬をアオる場面を見せていた。今回は「今なら距離が伸びた方が良い」との考えで、さらに1600mから1800mに距離延長して差し切りを図っている。2度目となる大野拓弥騎手も手の内に入れた様子で、いよいよ500万クラスを卒業だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。