専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
スプリンターズSの資金作りはこの穴馬で!
2017/9/30(土)
どうも!美浦の古川です。
明日はスプリンターズS(G1)。穴馬は木曜更新の「四方山話」で取り上げた通りだが、予想に関しては「メガ盛り新聞」にてご確認あれ!
さてスプリンターズSの資金作りとなるべく穴馬をお伝えしよう。日曜中山7R・3歳上500万下の⑪ハッピーランラン(牝3、美浦・手塚厩舎)は、新馬戦でアタマ差②着、オープンでも⑤着と2歳時には好成績を残していた素質馬。しかし、昨秋に骨折して7ヶ月半の休養を余儀なくされ、休養明け初戦はシンガリ負けの⑮着。
その大敗もあって前走は12番人気となったが、結果は勝ち馬から0秒2差の④着と好走。久々の芝のレースで上がり最速の末脚を披露し、陣営は「ゲート内でソワソワしていて出遅れ、行きっぷりもひと息だったが、最後は目の覚めるような末脚を見せてくれた」とクラスにメドが立った様子。
休み明けを叩かれる毎に動きは良化し、この中間も好気配が目立っている。陣営は「動きに硬さが取れてきたので、今なら芝の方が合うと思う。位置取りが後方からになっても中山最終週の馬場なら間に合っていい」と差し切りを目論んでいる。津村(明秀騎手)も2度目ならもっと脚を図れるだろうし、前が速くなる展開になれば大外を強襲する場面も想像できる。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。