専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
勝ち鞍のある舞台で本領発揮
2017/10/7(土)
どうも!美浦の古川です。
6月以来の東京競馬場。馬場状態は金曜からの雨によって芝コースは重、ダートコースは不良と生憎のコンディションで始まったが、午後には回復に向かい、明日は良い天気で行われそうだ。
さて、日曜の「穴ズバッ」は東京6R・3歳以上500万下に出走する⑬コンピレーション(牡3、美浦・手塚厩舎)をオススメする。前走は直線で馬群に包まれ追いづらいところがあり⑦着惨敗。厩舎では「道中は力んで走っており、チグハグな競馬。アレでは力は発揮できないよ」と力負けではないことを強調しており、最後はジリジリと伸びていた内容は昇級初戦としては悪くない。
この中間は短期放牧で立て直され、帰厩後の稽古の動きも上々。今回は未勝利勝ちした舞台となり、厩舎は「この条件はピッタリ。直線が長い方が力を出せるし、落ち着いて運べればメンバー的にもチャンスはある」と期待を寄せている。
この外枠なら馬群に包まれることはなく、スムーズな競馬なら勝ち負けも十分だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。