専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
色気アリ!一発ありそうな"出戻り馬"
2017/10/13(金)
どうも!美浦の古川です。
今週から始まる新潟競馬は、夏とは違って第3会場となり、多くの若手騎手が勝ち星を求めてやってくる。土曜の新潟8Rに組まれている若手騎手戦。①コスモリョウゲツ(牡3、美浦・土田厩舎)に騎乗する6年目の原田和真騎手はどう思っているか分からないが、私は一発あっても不思議ではないと思っている。
今回中央競馬へ再転厩してくる出戻り馬で、地方時代は盛岡や水沢競馬で走っており、2走前にはオープンで逃げ切り勝ちして実績を残している。陣営も「盛岡の芝で4勝しているし、軽いフットワークは新潟コースに合っている。相手関係が鍵になるけど、結構やれそうな雰囲気」と色気タップリ。
入厩後の稽古ではダートコースで長めに追われているが、動きは上々。あとは鞍上の原田和真騎手が、開幕週の馬場でスピードを活かせれば馬券圏内も十分だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。