専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
内枠は歓迎!ゲート決まればチャンス!
2017/10/20(金)
どうも!美浦の古川です。
冬の到来かと思わせるような寒さとなったと思えば、来週初めには台風が上陸するようで、なんだか季節が分からなくなる。こんな気候では体調も崩しやすいので、「穴ズバッ」読者の方はご自愛ください。
さて、土曜「穴ズバッ」で取り上げるのは、東京2R・2歳未勝利の②エコロプリンセス(牝2、美浦・鈴木伸厩舎)。2戦して⑥⑨着と冴えない成績で、特に初ダートの前走は大外枠もあって発馬で外へ逃げてしまった。それでも陣営は「ダートの走りは悪くなかった。スタートさえスムーズなら好勝負になっていい」と悲観するところはない。
その後は間隔をあけて立て直しを図り、稽古も毎週のように併せ馬で追われ意欲的である。陣営は「元々、稽古駆けしない馬だけど、熱心に乗り込んできたので動きはこれまでになく良い。ダートも2度目だし、ゲートさえスムーズなら楽しみはある」と変わり身を期待している。今回は内枠に入ったので外に逃げる心配はなく、メンバー的にもチャンスは十分だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。