専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
2歳戦絶好調!手塚厩舎期待の新馬を狙う
2017/10/21(土)
どうも!美浦の古川です。
今年の手塚貴久厩舎は2歳馬の成績が良く、既に6頭が初勝利を挙げ、うち3頭が新馬で勝ち上がっている。中でも先週の新馬戦で快勝したマウレアは同厩で桜花賞を買ったアユサンの半妹で、血統的にもクラシックへの期待を持たせる走りだった。
そして、日曜「穴ズバッ」で取り上げる東京4R・2歳新馬でデビューする②サラドリーム(牝2、美浦・手塚厩舎)も期待の一頭だ。体質が弱く小柄な牝馬で、厩舎でも気に掛けていたが「ここへ来てだいぶ良くなった」と手塚師。入厩後から1ヶ月以上も乗り込まれ、ここ最近では併せ馬でも先着し「体も走りもシッカリしてきた。性格もとても素直で、緒戦から期待したい」と師も愛馬に対して目を細める。
鞍上の武藤雅騎手も稽古に付きっきりで手応えを掴んでいる様子。現状の走りなら重馬場も余り苦にしなそうで、内ラチ沿いを上手く回って来られれば勝ち負けになっていい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。