専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
外国人ジョッキー7人の中で狙うのは!?
2017/11/10(金)
どうも!美浦の古川です。
木曜更新の「四方山話」でも申し上げたが、外国人ジョッキーが総勢7人となっており、中でも注目しているのが「Cデム」ことクリスチャン・デムーロ騎手。来日から2週間で7勝を挙げ、その中にはスワンS、ファンタジーSの重賞勝ちがある。毎年来日して好成績を挙げているように、日本の競馬も熟知しており、今週も勝ち星量産態勢だ。
土曜は東京で8鞍に騎乗しており、その中から「穴ズバッ」で取り上げるのは東京7R・3歳上500万下の⑪クラークキー(牡3、美浦・池上弘厩舎)だ。前走は後方からの競馬となり、メンバー最速の上がりで追い込むも上位に離された④着。道悪馬場の影響が大きく、良馬場なら改めて期待できる。
前走後も順調で、陣営は「休み明けを使われる毎に動きが良化しており、馬体の充実もみられる。昇級後も安定した成績だし、今回は楽しみ」と自信を覗かせている。メンバー的にもチャンスと言え、Cデムなら勝ち負けに持ってくることだろう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。