専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
空き巣状態の東京で超穴馬を狙う!
2017/11/11(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜「穴スバッ」でオススメした東京7Rの4番人気・クラークキー(牡3、美浦・池上弘厩舎)は道中窮屈なところに入ったが、直線で外に持ち出すと急伸して首差②着。そして、勝った馬は同厩の5番人気・アンノートル(牡3、美浦・池上弘厩舎)で、池上昌弘厩舎の親子丼となり、調教師も喜んでいることだろう。
さて、クラークキーに騎乗したC.デムーロ騎手を始めとする外国人ジョッキーだが、日曜は大半がエリザベス女王杯が開催される京都へ。また戸崎圭太騎手は福島遠征となり、日曜の東京はリーディング上位騎手が不在で空き巣状態。荒れそう予感がするので、日曜の「穴ズバッ」は超人気薄の穴馬をオススメしよう。
東京2R・2歳未勝利の⑫ベリッシマ(牝2、美浦・武井厩舎)は芝でデビューしたが、終始後方を進み良いところがなく⑬着敗退。騎乗した横山典弘騎手は「右にモタれて追いづらかった。それに切れる脚がないので、ダートの方が良いかも」と進言しており、血統なども考慮して2戦目はダート戦へ出走してきた。陣営は「中間の稽古ではモタれるところはなかったし、動きの良さから大変身を期待したい」と色気タップリ。
さらに京都遠征の横山典に替わって、減量の野中悠太郎騎手が騎乗し、前々の競馬を目論んでいる。砂を被りにくい外枠を引いたことも好材料で、ここは一発ムードが漂っている。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。