専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
前走初ダートで圧勝!ここも通過点だ
2017/12/8(金)
どうも!美浦の古川です。
木曜日更新の「四方山話」で今年好調の手塚貴久厩舎を取り上げたが、土曜「穴ズバッ」では中山7R・3歳上500万下に出走する⑬ハルカノテソーロ(牡3、美浦・高木登厩舎)をオススメする。同馬を管理する高木登厩舎も今年27勝と開業以来、最多勝利数を更新中。そして土曜中山に出走する3頭すべて勝ち負けになりそうだ。中でも同馬は、休養前の前走はダート替わりで一変。後続を6馬身も突き放し、昇級初戦のここでも期待できる。
この中間はリフレッシュ放牧したが、その効果もあって動きがパワーアップした印象。厩舎は「使うと反動が出るので前走後は間隔をあけたが、それが大正解。稽古でも力強いフットワークだし、昇級戦でも楽しみ」と期待十分。また三浦皇成騎手も「前走は返し馬の時点で勝てると思った。フットワークが力強いし、まだまだ良くなる余地があるので、これからが楽しみ」と話しており、500万も通過点とみる。
ポジションに拘らないタイプで、今回も道中はジックリ構えて勝負所で動いて行く作戦とみる。久々が嫌われて人気が落ちるようなら絶好の狙い目だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。