専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
イキナリ勝ち星量産態勢の手塚厩舎!
2018/1/6(土)
どうも!美浦の古川です。
「メガ盛り新聞」で予想を公開した、土曜の中山金杯(G3)は◎○でズバリ。本命に推した勝ち馬セダブリランテスを管理する手塚貴久厩舎は昨年38勝を挙げ開業20年で最高の勝ち鞍となったが、2018年もイキナリから勝ち星量産態勢。日曜中山には3頭出走させるが、何れも勝ち負けになりそうで、「穴ズバッ」で取り上げるのは中山9R・サンライズSの⑧アッラサルーテ(牝5、美浦・手塚厩舎)だ。
勝ち鞍4勝の全てが1400m戦で、適距離の前走も番手から渋太く伸びて接戦をものにした。この中間は、昨年12月17日の南総Sを除外になったため間隔があいたが、手塚師は「稽古の動きもキビキビとしていて、引き続き体調は良い」と好調をキープしている。
今回は昇級戦となるが、3歳時にはオープン特別で②着しており、また古馬になってからも1600万で好勝負しているから問題なく、手塚師は「1200m戦は久々だけど適性はあるし、クラスが上がってペースが速くなるだろうから、脚をタメて終いを活かす競馬をさせる。流れが向けばハマるはず」と連勝を目論んでいる様子。乗り替わる石橋脩騎手とも相性が良く、厩舎の勢いからもここは頭で狙いたい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。