専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
今月で引退の名調教師が本気で勝ちに来た!
2018/2/16(金)
どうも!美浦の古川です。
今週も引退する調教師に有終の美を飾ってもらおうと、スタッフ一丸となって仕上げた厩舎の勝負馬をオススメする。
G1馬マンハッタンカフェ、イーグルカフェなどの"カフェ軍団"を管理した小島太厩舎。現在はディサイファを始め"ダーレー軍団"の期待馬を多く預かっており、引退する小島太調教師のために2018年の初勝利を届けるべく送り出すのも"ダーレー軍団"の土曜の星勘定鞍。東京12R・4歳上1000万下の⑤ジョイフル(牡4、美浦・小島太厩舎)だ。
1000万に昇級後も5、4着と上々の成績で、特に前走の中京戦では初コースながら勝ち馬から0秒3差まで詰め寄った。芝・ダートを問わず使ってきたが芝の短距離戦で活路を見出し、1000万も突破できるメドも立ったと言える。
東京芝コースは今回が初となり、距離も1400mに延長となるが、前走の中京であれだけの脚を使えれば心配はなく、テキも「気性が成長した今なら1400mで良いと思う。引き続き状態は良いので楽しみ」と期待を寄せている。鞍上にR.ムーア騎手を迎えたことからも、その勝負度合いの高さが窺え、ここはご祝儀も含めて単勝馬券を投じたい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。