専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
10番人気でズバリ的中!日曜も勝負遠征の穴馬だ!
2018/4/7(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜は「意欲を持っての阪神遠征」とお伝えし、阪神6Rに出走したバトルマイスターが、メンバー最速の上がりを見せクビ差の2着。「関西圏に出走する関東馬は人気の盲点になる」と申し上げたが、10番人気は低評価にもほどがある。バトルマイスターを管理する手塚貴久厩舎は、土曜は4頭が出走して1勝2着2回と好成績で、日曜は3場で7頭が出走。その中での注目は桜花賞(G1)のマウレアで、そのジャッジは「メガ盛り新聞」で確認を。
さて、日曜の「厳選馬」も勝負遠征となる穴馬を取り上げよう。福島7R・3歳未勝利に出走する②サンルイビル(牝3、美浦・天間厩舎)は新馬戦7着。それでも直線で内からスルスルと上がってきており、勝ち馬から0秒6差なら上々と言える。
その後は体か減ったため放牧に出して立て直しを図り、その効果で馬体はひと回り成長した様子。稽古も意欲的で、最終追い切りに跨がった西田雄一郎騎手は「休ませて馬が良くなっており、新馬の時よりパワーアップしている感じ」と状態の良さを感じ取っており、また厩舎も「良いものを持っているし、平坦の福島の方が合っていると思う」と期待を寄せている。
土曜のバトルマイスター同様に紙上の印はスッコ抜けで、ここは2匹目のドジョウならぬ、2日続けての穴馬券を狙いに行く。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。