日曜穴ズバ

どうも!美浦の古川です。

土曜の「厳選馬」で取り上げた福島8Rマルーンエンブレム(牝3、美浦・小島茂厩舎)は5番人気。鞍上のナナコ(藤田菜七子騎手)が、課題だったスタートをソコソコに決め、勝負所で外からマクる大胆な競馬で2着まで持ってきた。

今週のナナコは土日の福島で15鞍に騎乗。減量ジョッキーとあって平場戦での騎乗が多いが、日曜の「厳選馬」では特別戦の福島10R・さくらんぼ特別の⑪コパノディール(牝5、美浦・武藤厩舎)をオススメする。

この馬は地方の門別でデビューして、11戦目に朝日杯FS(G1)に出走と2歳時から使い込んでいる。その後は目立った成績は残せず、1000万に昇級後も鳴かず飛ばずの成績だったが、福島戦のここ2戦で一変。2走前は出遅れて後方からの競馬になったが、直線一気に追い込んで3着と驚く内容。そして前走は不利があって伸び切れず7着だったが、勝ち馬から0秒4差なら上々である。

この中間は放牧で調整され、帰厩の動きは元気一杯。坂路での最終追い切りではナナコが騎乗し、一杯に追われる併走馬を追走して馬なりで0秒4先着している。鞍上も手応えを掴んでいるようすで「芝の短距離は合っている。前走は前が壁になってもったいない競馬だったので、今度こその気持ち」と力が入っている様子だ。また陣営も「小回り平坦の福島が合っているし、馬群を上手く捌ければ勝ち負けになっていい」と色気タップリで、ナナコの騎乗に期待する。