専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【福島12R】再度500万下なら連勝も十分!
2018/7/6(金)
どうも!美浦の古川です。
福島競馬場は金曜が一日中雨で、JRAの発表(正午)では馬場は稍重だが、土曜朝まで降り続くようなので悪化しそうだ。芝コースについては昨日の当欄でも話したが、ダートコースは脚抜きの良い馬場になると思われ、直線入り口ではある程度前に付けたいところ。土曜の「厳選馬」で取り上げる福島12R・3歳上500万下の⑥マイネルストラトス(牡4、美浦・土田厩舎)は機動力のあるタイプで、早めの競馬にも対応可能だ。
地方で4勝を挙げ、中央に再転入して4戦目の前走は、中団を追走して勝負どころから仕掛け、直線で抜け出す競馬で快勝。その後は放牧でひと息入れて、降級戦まで待った形で、厩舎は「平坦小回りの福島は合っていると思う。3ヶ月ぶりだけど息はできているし、太目感もない。再度500万のここなら期待している」とイキナリからの構え。前走のように持ち前の力を発揮できれば連勝も十分だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。