専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【福島9R】前走と同じ舞台なら連勝も十分!
2018/7/20(金)
どうも!美浦の古川です。
早いもので今週で福島開催も最終週。今年の夏は一段と暑くバテ気味だが、今週も馬券になる「厳選馬」を挙げて、福島での有終の美を飾ろうと思う。
さて、土曜の「厳選馬」では福島9R・三陸特別の⑪ロジペルレスト(牡3、美浦・大竹厩舎)をオススメする。500キロを超える大型馬で一戦毎に着順を上げ、前走は早めの先頭から押し切りを図り、ゴールでは後続に4馬身差をつける圧勝。「追い切りでも気を抜くところがあるので、チークピーシズを着けた。その効果はテキメンだったし、これなら500万でも即通用しそう」と陣営は高評価を与えていた。
その後はソエが出たため放牧に出され、今回は3ヶ月ぶりとなるが、帰厩後は意欲的な稽古を消化。オープン馬のグレーターロンドン(日曜の中京記念に出走)と2週続けて併せ馬を行い、僅かに遅れたものの久々を感じさせない素軽い動きを披露している。陣営は「休み明けでも順調に仕上がっているので、クラスが上がっても勝負になる」とイキナリから自信満々。前走内容からも昇級に壁はなさそうで、前走と同じ舞台なら連勝も十分に有り得る。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。