専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【新潟12R】ミルコ騎乗で必勝態勢!
2018/7/28(土)
どうも!美浦の古川です。
この土日は新潟で騎乗するM.デムーロ騎手。昨夏、新潟に遠征した時には、24鞍の騎乗で9勝、2着2回、3着3回(勝率37.5%、複勝率58.3%)という好成績を挙げており、今回もかなり期待されている。しかし、土曜は1勝2着2回と物足りない結果に終わっており、日曜の奮起を期待したいところ。日曜は6鞍に騎乗するが、その中で狙ってみたいのが新潟12R・3歳上500万下の⑨バレッティ(セ4、美浦・久保田厩舎)だ。
1000万でも掲示板を確保してきた実力馬だが、陣営は「1000万クラスだと終いが甘くなって、ワンパンチ足りない」と勝ち負けまでは厳しい感じだったが、降級となれば話は別。未勝利勝ち後、500万は2戦で突破しており、この中間は放牧で調整されて降級まで待った形。帰厩後の稽古も豊富で、陣営は「ひと追い毎に良化しているし、最終追い切りでは力強いフットワークで反応も良かった」と仕上がりに満足げだ。
近走は控える競馬が続いているが、今回は先行馬が有利な新潟コースとなるだけに、ある程度の位置取りに付けたいところ。今回はデムーロ騎乗で必勝態勢で、地力の高さを発揮できれば勝ち負け十分だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。