専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【新潟6R】ルメールなら決めるはず!
2018/8/3(金)
どうも!美浦の古川です。
今週は土日とも新潟で騎乗するC.ルメール騎手だが、かなり前からこの遠征は決まっていた模様で、勝ち負けになりそうな騎乗馬がズラリ。その中から土曜の「厳選馬」では新潟6R・3歳未勝利の①アルビオリクス(牡3、美浦・木村厩舎)を取り上げる。
昨秋の東京でデビューし、その時もルメールが騎乗。ゲートで出遅れたが早めに押し上げて番手を追走すると、最後まで渋太く粘って2着を確保。当時の3、5、6着馬は勝ち上がっていることからも、同馬の力量が計り知れる。また、近3走では出遅れグセも解消し、シッカリと馬券内に入っている。特に前走は勝ち馬にクビ差2着となり、後続を3馬身半も突き放していることから、もう順番と言える状況だ。
この中間は放牧で調整され、馬体の張りも上々。陣営は「この条件は向いていると思うので、もう何とかしたい」と期待は大きく、3度目の騎乗となるルメールなら決める。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。