専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【新潟9R】再度500万なら力が違う!
2018/8/4(土)
どうも!美浦の古川です。
夏は北海道に主戦場を置き、先週は札幌で7勝したC.ルメール騎手。今週は土日とも新潟で騎乗している。木曜更新の当コラムで「ルメールの遠征に合わせて今週使う実力馬が相当揃っている」と申し上げたとおり、土曜は特別戦の連勝を含む3勝をマークして馬券率86%と抜群の安定感を見せた。
日曜の「厳選馬」は新潟9R・燕特別の⑫コンフィデンス(牡4、美浦・奥村武厩舎)を取り上げる。前走の東京芝2000m戦もルメールが騎乗して、好位から抜け出す競馬で勝利。道中は掛かるようなところがあったが、それでいて勝つんだから力はある。
前走後は休養を取って、降級する新潟まで待った。ルメールは「大きなストライドで長く良い脚を使えるし、スタミナもある馬」と高く評価しており、距離延長も問題なさそう。降級馬が2頭しかいないメンバー、再度500万下の出走でルメールの継続騎乗となれば連勝が濃厚だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。