専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
直線の長い東京で穴ムード
2019/1/26(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜推奨のルガールカルム(牝3、美浦・田村厩舎)は惜しくも2着。落ち着きがあって状態は良さそうだったから、あれはスタートと直線でのコース取りの差だけだろう。能力の高さは改めて証明してくれたから、次こそ何とかして貰おう。
さて、日曜は東京8R出走のオーヴォドーロ(牝4、美浦・久保田厩舎)で穴狙いといこうか。
連勝の勢いを買われて1番人気に推された前走は直線伸びを欠いて5着。やはり、1000万クラスの流れに多少戸惑いがあったようだな。あの一戦だけで見限るのは早計。
使われてクラス慣れが見込める上に、テンに置かれるこの馬にとって直線の長い東京替わりは間違いなくプラス。手の内に入れている田辺とのコンビ復活なら、改めて見直すべきだろう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。