専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【東京8R】人気の盲点を狙い撃ち!
2019/2/2(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜推奨のルヴォワール(牝5、美浦・手塚厩舎)は最後の追い比べで僅かに見劣り3着。体をスッキリ見せて、聞いていたとおり仕上がりは良く映ったんだが…
手頃な頭数で流れが落ち着きすぎたのと、ハンデ差も微妙に影響したかもしれない。ただ、悲観する内容ではないし、このクラスはいつ勝ち上がっても不思議ないレベルにあるので、次走以降も注目していて欲しい。
さて、日曜は少し配当妙味も期待できそうな、東京8Rの⑬クリムゾンバローズ(セ6、美浦・尾形和厩舎)を推奨したい。
3ヶ月半ぶりだが、テンション高めで一戦ごとの消耗が激しいこの馬にとっては最適ローテ。ココ目標に仕上がりはほぼ万全だ。前走が出遅れて道中不利があっての0秒2差4着、終いを生かす競馬が板についてクラスのメドは立っている。
関西から有力どころが数頭遠征して、ここは人気の盲点となる可能性が大。互いに牽制しつつ適度に流れる展開になれば、付け入る隙は十分ありそうだぞ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。